健康博覧会2018 レポート
皆さんは1月31日から2月2日にかけて東京ビッグサイトで開催された健康博覧会へいらっしゃいましたか?
ご存知の様に、健康食品・健康機器・フィットネスや美容などの分野で約600社の出展企業と3万人以上の来場者を誇る国内最大級の健康関連展示会です。
今年の会場は西ホールの1階と3階に分かれており、3階に健康食品関連企業の出展がされていました。
やはり1階のビューティーゾーンと比較すると、大人しいというか真面目な(?)印象のコーナーです。
今回、個人的に目を引いたのは丸大食品さんなどが出されている『プラズマローゲン』です。
脳機能改善訴求素材として、目下売り出し中です。
DHCさんなどもプラズマローゲンをプッシュしていく方向のようですね。
脳機能に関わる素材としては長らくDHAやイチョウ葉などが利用されています。
業界では、もうそろそろこれに代わる新しい素材が欲しいという声を聞くので、プラズマローゲンにも頑張ってもらいたいところです。
最近機能性表示が認められた素材なので、当然ヒト臨床試験などのしっかりとしたデータが揃っています。
(IMPROVEMENT IN COGNITIVE FUNCTION BY SUPPLEMENT CONTAINED PLASMALOGEN FOR HEALTHY JAPANESE/https://www.shinryo-to-shinyaku.com/db/pdf/sin_0053_12_1125.pdf)
また脳機能改善以外でも生活習慣病や動脈硬化といった症状の指標としても研究がなされており、幅のある訴求も可能と考えられます。
(Serum Choline Plasmalogen is a Reliable Biomarker for Atherogenic Status /http://cdn.intechopen.com/pdfs/32776.pdf)
課題としては、消費者への認知度をどのように上げていくか・・・。
この素材を引っ張っていってくれる企業がどこか、どういった販促を行うかに注目です。