意味消費の意味について・・・。
今日は京都ソーシャルイノベーション研究所さんが開催される第四回「これからの1000年を紡ぐ企業認定」の認定授与式(池坊会館)にお邪魔してきました。
●京都らしさ
●コンセプト
●熱意
など、どれも申し分ない企業様方でした。
トークセッションの中で「モノ消費、コト消費でもない“意味消費”」という件があり、個人的にはすごく刺激を受けました。
「その商品(サービス)を」「その企業から」そして「自分が」買う「意味」とは何?
「付加価値」とも違う感じがする「意味」
付加価値よりも、より買い手の深い部分に関係する言葉だと感じました。
同じような商品がある中で、そこから買う「意味」
理解している人、あるいは単に感性に合う場合は意味などあまり気にせず買うでしょう。
どちらかというと、意味などいちいち考えていない場合の方が多いでしょうか。
でもその「意味」が必要なはずなのに気づいていない人にどうやったら上手に伝えられるか・・・。
「価格が安いから「機能が上だから」よりも「意味で選んでるから」の方が、顧客とより強い結びつきにあると想像します。
100円で買うものにはあまり意味までは必要ないかもしれません。
でも、100円で売っている、それでも十分な商品に3,000円出す意味。
わざわざ遠くまで行って、すごく手入れの必要なものを、買う意味。売る意味。
広告でいう「不の解消(不安や不便)」や「メリットの訴求」「インサイト・キャッチ」といったものより、より「意味」のある問いかけが必要な気がしました。