ダイレクトメールの効果について
7月1日に日本リテンション・マーケティング協会(JRMA)が発表したダイレクトメールによる購入率がEメールの倍にという結果を発表した記事を見つけました。
弊社はアフィリエイトでメルマガメディアの活用などをしている一方で、通販CRMで利用するフォローDMや情報誌なども数多く手掛けているため、興味ある結果でした。
その内容は、オムロンヘルスケア株式会社が販売する製品の交換商品を告知・購入を促す手法について、Eメールのみ、Eメール+DM、DMのみの3つを比較したもの。
結果(購入率)はEメールのみが2.0%、Eメール送付後にDM送付が4.7%、DMのみが4.3%とのこと。
またサイトへの誘導率はEメールが若干上回ったものの、サイト誘導後の購入率はDMの方が明確に上回っていたそうです。
以前からEメールについては、DMと比較してコストが圧倒的に安い事が最大のメリットとして認識されています。
その一方で開封率の低さや表現の限定性などが課題とされています。
これに対してDM は、コストやリードタイムなどが大きい半面、届けられる情報量や表現(紙質やDM形状、色合い、その他のギミックなども含む)の豊かさがメリットとされています。
もちろん「どちらかにすべき」という事ではなく、商材やターゲット、企業背景なども鑑みたうえで、両方を上手に使う、というのが妥当な回答ではないかと思われます。
ECから始めた通販企業さんに関しては、オフィシャルサイトやLP、メルマガといったWEB関連施策については、十分に使いこなされているケースが多いと感じますが、その一方で「(商品発送時の)同梱物がほぼ入っていない」「フォローの紙DMの発行が無い」「そもそも紙の媒体をどう使っていいのか分からない」という企業様のお話もよく伺います。
この事は、紙媒体の活用に秀でている通販企業がWEB施策に後れを取っていることと通じているものです。
最終的には労力費用に見合う「結果」が出るかどうか、という点が判断基準となります。
WEB周りの施策が多く、現在課題を感じられている通販企業、ダイレクトマーケティングを行っている企業においては、DMの導入、活用検討をされてみることをお勧めします。
最後になりますが、京都サラダではDMのプランニング、企画・制作、印刷、発送代行まで対応可能です。
既にDM利用されている企業様に関してもコスト圧縮やレスポンス向上の施策をご提供可能です。
是非、一度ご相談ください!