ニュースリリースのポイント大公開!!
前回はニュースリリースとは何か、なぜ取り組むべきなのかという内容を書きました。
ニュースリリースシリーズの2回目となる今回は「メディアに受け入れられやすいポイント」についてお届けします。
そのポイントとは、基本的には以下のものになります。
①新規性
②話題性
③社会性
⇒①新規性
新規性とは「新商品やサービス」「新しい取り組み」などの「今までになかった」ものや活動などのニュースを指します。
ここで言う新しいとは、概ね2か月前くらいまでであり、例えば1年前からある・始まっているものなどは新しいとは言えません。
「新規性」と言うと、「何か画期的な商品やサービスじゃないとダメ?」という質問を頂くのですが、決してそのような事はありません。
単に貴社の新商品・新サービスでもいいのです。
メディア(あるいはその先の読者や視聴者)がその情報に興味を持つかどうかが大事なのです。
⇒②話題性
話題性については、メディアの読者や視聴者などが興味を持つような「話題」となるようなコンテンツかどうか、という事になります。
わかりやすいところで言うと、芸能人が宣伝する、何らかの賞を受賞したなどになります。
話題性については、「芸能人を使う予算が無い」「受賞と言ってもそれほどの商品では・・・」などの課題があります。
どちらかというと、「話題性」については「作るもの」と考えた方がいいと思います。
例えば、貴社がお菓子メーカーなら、「有名パティシエとのコラボ商品!」や「スイーツなのに血糖値対策の機能性表示食品」といった消費者やメディアが興味を示しそうな取り組みを考えてみてください。
⇒③社会性
最近の社会情勢にマッチした内容である事、例えば「コロナ対策」に関連する、最近話題になっている「SDGs」に関連する商品やサービスの情報、などがこれに該当します。
他にも「エコ」「高齢化社会」「省エネ」といった話題は常に社会性話題の代表格です。
貴社の商品やサービス、あるいは取り組みが上記のような「社会性」があるものだと、公共性の高いメディアにも取り上げられる可能性が高まります。
以上、3つのポイントのどれかに当てはまることがニュースリリースとしての価値や広まりやすさを決定します。
ただ上記の3つのポイントはかなり一般的なポイントです。
貴社の商品・サービスをアピールしたい対象が決まっているのでしたら、その方々の琴線に触れる話題と絡ませることが得策です。
例えば先ほど例に挙げたように貴社がお菓子メーカーで比較的若い層の女性に訴求したいなら、「規格外野菜を(社会性)日本で初めて使用した(新規性)超カワイイ・カラフルお菓子!インスタグラムキャンペーンで300名にプレゼント!(話題性)」というような感じです。
リリースのネタが決まれば、商品・サービスを報せたい消費者が触れるメディアに向けて情報発信しましょう。
しかし、ただ情報を書いたFAXをメディアに送るだけではなかなか思うように取り上げられないことが多いのが実際です。
次回、ニュースリリースシリーズの最終回では、情報発信の際のポイントや京都サラダでサポートしたニュースリリースの事例などについてお届けします!