消費者が商品やサービスを選択する上で今や欠かせない情報となっているのが「利用者の声・評価」です。

飲食店に行く場合、ネットショッピングをする場合など、いずれの場合でも他者の実際に行ってみた・使ってみた時の感想に目を通します。

もちろん、その声にはある程度のその時その人ごとの事情や主観がある事や、場合によっては広告的要素がある可能性を踏まえた上で参考とされることも多いでしょう。

しかしながらそれでもやはり「お客様の声（以下CV）」はその商品・サービスを購入する上で重要な要素であり、だからこそいわゆる「ステマ」といった事も行われる事となります。

 

～サプリ通販におけるCVの役割・目的～

 

サプリ通販の場合の役割や目的の主なものは以下の項目です。

ただ漫然と「いい声」だけを採用するのではなく、下記の項目に即したものかを確認する必要があります。

 

• 信頼性
• ターゲット設定
• 利用方法
• 目標

 

＜信頼性＞

「ちゃんと喜んでいる利用者がいる」という、当たり前のことですが、潜在的な安心感を与える働きがあります。

一方的な販売の情報と比較して、受け手である消費者の声がある事で双方向の存在であることを認識してもらえます。

「自分の購入したものは間違っていなかった」という安心感に繋がります。

 

＜ターゲット設定＞

広告物に利用者を掲載することは、その商品のターゲットが誰になるかのメッセージとなります。

写真や年齢だけでなく、その方の解決できた悩みなどのコンテンツが、その商品がどのような方を対象として販売されているのかのメッセージとなります。

同梱ツールの場合、スムーズにその商品の利用開始に結びつきやすくなります。

 

＜利用方法＞

売り手が説明する利用方法に更にリアリティやバリエーションをを持たせ、購入者に具体的なイメージを持ってもらいます。

利用方法がハードルとなりそうな商品なら、このコンテンツは重要となります。

 

＜目標＞

その商品を使ってこのようになったというコンテンツがCVのコア要素となります。

サプリやコスメでは、CVであってもその表現についてはコンプライアンス基準が必要ですが、ここが工夫のしどころです。

商品の機能説明となり得ますが、単に効能の結果を伝えるだけでなく、使用者の生活などがどのように良くなったのかを表現します。

読み手にとって「自分もこうなりたい」と思ってもらう内容を作りたいところです。

～CV掲載の注意点～

• CVに使用する方の「利用期間」は送る相手によって変える

 

CVツールを制作する場合幾つかポイントがありますが、大きな点は掲載CVのお客様の「利用期間」です。

紹介同梱物に使うCVの「利用期間」は、長くとも半年前後が目安です。

多めの人数を入れる場合でも1年が限度とします。

初めてサプリを利用されるお客様に２～３年の方のお声を紹介してもピンときません。

利用開始して２・３ヵ月の方、半年の方などを使い、「何となく実感らしきものを感じ始めたから続けたい」「確かに実感した」などの初期段階の声を中心に使います。

 

～広告に使用するCV～

「届いた声から選ぶのではなく、使う表現を獲りに行く」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多くの通販企業様では、日ごろからお客様の声を集めておられます。

また、積極的に集めなくてもお客様からお手紙が届くことは珍しくありません。

それらの中から「良さそうなもの」を選んで広告や同梱ツールに使用するケースは多いと思われます。

 

しかし、この方法だといい声が無いと意図する広告制作が出来ない場合があります。

 

京都サラダでは、「先に広告表現を作り、その声を獲りに行く」というスタイルを薦めており、それに沿った取材を行います。

インタビュワーも予め計画した文言を引き出すためのインタビューを行いますが、こういったインタビューが出来る人材は限られています。

 

もし、御社でCV収集に力を入れたいというニーズがあれば、一度ご相談ください。